23年04月04日
赤ちゃんを連れていたお母さんのお話
僕は通勤にバイクを使っています。
バイクで町を走っていた、そんな時の気になった出来事です。
職業柄赤ちゃんを連れていると、産後に骨盤矯正をやっているのかなって目がいきがちになります。
その日見たお母さんは、なんて表現したらいいんでしょうか…
背中が物凄く丸くなっていて、歩き方も脚を引きづって歩くような感じで、わかり易く言うと、おばあちゃんがシルバーカーを押しているイメージをしていただければ間違いないと思います。
そんな光景だったので僕はてっきり、おばあちゃんが孫を連れて歩いているのだろうと思っていました。
『おばあちゃん』と『孫』のお散歩!
慎ましい光景だし、お散歩日和ですよね!くらいの気持ちで眺めていたら・・・
フッとその方が振り返ったので、何気なしに顔を見たら・・・
顔はどう見ても30前後じゃないか?と思うぐらいの顔だちをしていました。
『えっ…うそ。後ろからみたらおばあちゃんにしか見えないぞ・・・』って本当に思ってしまいました(失礼な発言すみません・・・)
でもたぶんご本人は子育てに夢中で、自分の後ろ姿なんて気にしている暇 なんてないんだろうな…
とか、考えたりして、頭のパニックを落ち着かせようとしていました。
『そうだ!』いっそ、僕が教えてあげても…
いやいや、どう考えてもいきなり、後ろ姿がおばあちゃんみたいですよ。とも言えないし…
迷った挙句に声はかけませんでした…
でも、これは後ろ姿がおばあちゃんみたいってだけの問題ではなく、背中が丸まっていれば、『首も痛くなるし』『肩も凝るし』『背中は常に突っ張る状態だろうし』さらに猫背もここまでくると、肋骨の動きも制限がでて呼吸も上手くできなくなり、常に『はーはー』した状態になると思いますので、自律神経のバランスが崩れアドレナリンが出ている状態でしょうから常にイライラしがちになるだろうし、赤ちゃんにとっても良い影響がでないかもしれません。一番身近にいてあたられるのはご主人になるので、本来なら『後ろ姿がおばあちゃんですよ!』は、逆に相当親切な発言ですが、流石にこれは難しく、声をかけられませんでした。
1番いいのは!
もしこのブログを見てくれている旦那さんがいたら、帰って奥さんの背中を見てください。
背中が丸くなっていて、そういえば、出産後から、イライラするようになってきたな…
と感じる事があれば『背中がまるいぞ!おばあちゃんみたいだぞ。』
『背中もっと伸ばせ!』
みたいな野暮なセリフを吐くのではなく。
そっと『産後骨盤矯正でも行ってきたらどうだ』と言ってあげて下さい!
産後の骨盤矯正をやりたくない!っていう奥さんはいないはずです。
旦那さんが連れてきてあげて下さい。
骨盤が変わるだけで、色々な事が変わると思います!
国立市からお越しいただいたAさんの産後骨盤矯正のケースを載せます
【来院前の症状】
腰の痛み
寝てる時の仙骨の痛み
右側全ての違和感
膝痛
産前のズボンは入らない
このかたの場合は側湾症もあったので、痛みが取れるのも少し時間がかかると説明。
※整体の内容は省略させていただきます
3回目
『お身体どうですか?』
『まだ右側に少しですけど違和感を感じています』
『なるほど。でも全然想定内です!今回は出産後どうしてもバラバラになった〇〇を変化させていきますね』
4回目
『前回ので右の違和感はほとんど感じなくなりました。ただ抱っことかが長く続くと腰がまだ少し痛いです。でも何もしてない時はほとんど痛くなくなりました。抱っこんときだけですね。』
5回目
『前回抱っこが続くと腰が痛むと言ってましたが、前回の産後独特のあれを治してからはどうですか?』
『凄い良かったです!抱っこ続いても腰がほとんど気にならなかったです。本当に言われた通りでした』
6回目
『さて今回最後ですがいかがですか?』
『痛み全くなしです(笑)』
側湾症のある方が身体を真っ直ぐにするのは結構お時間がかかるのですが、この方の場合ですと、痛みが多少抜けてきた4回目あたりから姿勢が格段に良くなって、Aさんが凄く喜んでいただいたのを覚えています。
【全6回終了後のお話】
骨盤がひらいている感覚は全くなしです
ズボンは入るようになりました
身体はかなりラクです
【最後に一言いただきました】
骨盤周りがマイナス6.2センチ!ありがとうございました。
不安は今日で通院が最後…
また身体痛くなったら来てもいいんですか?
私『もちろんです』