産後骨盤矯正はいつから始めるべき?専門家が教える最適のタイミング

目次
産後骨盤矯正はいつから始めるべきか?
結論→出産方法によってベストなタイミングが違う!
✅普通分娩なら産後1ヶ月からOK
▶︎産後1ヶ月健診で問題なければ、矯正スタートが可能
ホルモン(リラキシンなど)の影響で靭帯がまだ緩い時期です。産後2ヶ月くらいかけて自然に元の状態に戻ろうとします。
▶︎骨盤が開いたまま放置すると、歪みや体型の崩れに繋がることも
無理な動きは逆に骨盤のズレを悪化させる可能性もあります
✅帝王切開なら産後2ヶ月以降が安心!
▶︎傷口が完全に回復するまで6〜8週間かかるため、無理は禁物!
▶︎2ヶ月以降なら体への負担も少なく、安全に矯正できます
✅半年・1年以上経っても遅くない!
▶︎骨盤の歪みが気になるなら絶対始めたほうがいいです。
▶︎『遅すぎる』はないから、気になった時がベストタイミング!
ホルモンと骨盤の関係
妊娠中は、ホルモン「リラキシン」によって骨盤が柔軟になり出産に備えます。このホルモンは出産後は分泌が減少し元の位置に戻ろうとします。この時期に併せて骨盤矯正を行うことはとても効果的です。

また、妊娠中に既に姿勢はくずれ始めます。重たいお腹を支える為の姿勢になり、お腹を前に出して、反り腰の姿勢になります。このままだと、赤ちゃんのお世話をする際にも、姿勢が崩れたままで美容や健康に影響が出ることがあります。
【その理由】

体重が戻っただけで、産前の状態に戻ったと思う人が多くいます。あくまでも、体重が戻っただけと考えた方がいいです。
例えば、体重が戻った方でも産前のズボンが入らないという方も沢山います。
【なぜか?】

答えは簡単で『単純に体重は戻せたけど体型が戻せてない』という事です
このパターンのまま放置してると、大転子周辺や太ももの前側あたりが産前と比べ肉付きがよくなり、産前のズボンが入りにくいという方が多いようです。
これを産前の状態に戻すには『その人の家での過ごし方や』『または体の柔軟性であったり』『筋肉の固さや柔らかさ』といった質まで関係してきますので、複雑に絡み合った紐を解くように、繊細に治療していかねばなりません。
複雑な体の仕組みや歪みを正すには、正しいアプローチでのケアが大切になります。

産後の体における骨盤の重要性
産後の骨盤は、身体の中心に位置しており、非常に重要な役割を担っています
✅骨盤が安定してないと、歩きにくさを感じたり、座っていても真っ直ぐに座れない、傾いてる?と感じる方も多くいます。
✅骨盤の歪みは、腰痛や肩こりなのど不調にも繋がります。産前よりも日常生活が辛いのは、慣れない育児だけではなく、身体の状態(骨盤)が変わった可能性もあります
✅骨盤の歪みは身体全体のバランスを崩し、筋肉や関節に負担をかけます。この負担が体に不快感を与え、身体的ストレスに繋がる可能性もあります。イライラや疲れは心身ともに疲弊した時に起こり得ます。
骨盤を整えることは、産後の体調回復にも大きな影響があります
【イライラが増えた方】

体型の問題や痛みという面では気にはならない方でも、産前に比べ寝つきが悪くなったりとか、便秘症、何気ない事ですぐ『イラッ』とするなど、自律神経のバランスを崩すという方も当院には多くいらっしゃる傾向にあります
これらの方々に共通するのは、筋肉の過度の緊張状態が続き、アドレナリンが常に出てる興奮状態であるということになります。全ての方が根治したり改善しますとはとても言えませんが、せめてご興味のある方はお近くの産後骨盤矯正に力を入れている整体院や整骨院にご相談してみる事をお勧めします。
産後1ヵ月の骨盤矯正は効果的?
産後1ヶ月はホルモンの影響で骨盤や関節が柔軟になり、筋肉や靭帯も緩んでいます。
✅この時期に無理に体を動かすと、まだ十分に回復していない筋肉に負担がかかり、体調を崩す可能性があります。
✅産後1ヶ月は、骨盤周りを整えることにフォーカスしてもらうのが理想的です。
✅体を回復させ、骨盤を元に戻すのに、気合いは必要ありません。その方あった方法で無理なく整えて行くことが大切です。
産後1ヶ月に適切なケアを行うことで、骨盤の回復をサポートし、快適な生活を取り戻すことができます。
産後骨盤矯正は必要なのか?
産後の骨盤は出産後に大きな変化を受けます。胎児の通り道を広げるために、骨盤が柔らかくなり、靭帯や関節が緩みます。さらに、出産後はホルモンの影響で骨盤周りの筋肉や靭帯が緩んだままとなり、骨盤が不安定な状態になります。この不安定な骨盤を放置するとどうなるか・・・
✅【骨盤の歪み】出産後、骨盤が自然に元の位置に戻るわけではありません。骨盤が歪んだままだと、姿勢が崩れ、筋肉や関節に負担がかかり、腰痛、肩こり、膝の痛みなどが引き起こされることがあります。
✅【内臓下垂】歪んで不安定な骨盤は内臓の位置にも影響を与えることがあります。これによる、消化不良であったり、下垂したお腹がぽっこりお腹に見えることもあります。
結論
産後骨盤矯正ではこれらの要因を解消するために非常に効果的ではあります。骨盤を整えることで、体全体のバランスを改善させます。健康的な身体を取り戻す手助けになります
産後骨盤矯正の目安の回数

多くの産後骨盤矯正は6回〜10回がコースの目安ではないかと思います(メンテナンスなどは除く)
【6回〜10回の理由】

6回コースを受けていただくと、終了するまでに約3ヶ月かかります。お身体の変化、筋肉の変化には、約3ヶ月かかると言われています
通常1回の矯正でも多少はお体が変化することはありますが、あくまでも短期間で変化したものは、ほぼ短期間で元の形状に筋肉が戻る傾向にあります
一瞬の変化で、それはほぼ意味の無い時間になります。多分それは皆さんが求めてる物とは違うと思いますので、しっかりと矯正されることをお勧めします。
セカンドオピニオン

産後骨盤矯正をやっている整体院は沢山あります。その為、もしかしたら相性の合わない整体師に出くわす可能性もあります。
その一件に出くわしただけで、産後骨盤矯正自体を意味のない事として捉えてほしくありません。産後骨盤矯正を真摯に向き合って、それを極めている施術者も沢山いるはずです。
合う整体に出会えれば、産後の骨盤矯正の意味というものが、より変わってくるはずです。仮に合わない整体師だったとしても、産後骨盤矯正自体は諦めないで別の整体を探してください。
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施術者の経歴

山田潤(あんま指圧マッサージ師免許保有 国家資格)
歴18年
内訳
出張マッサージを6年ほどやってました
その後府中市に店舗を構え、
産後骨盤矯正を専門で12年目を迎えています
12年も骨盤矯正を専属で担当させていただいてますので、ありとあらゆる骨盤に出会ってきましたので、
知識だけではなく経験も豊富と自負しております。
お悩みがあれば是非ご相談してみて下さい
やまだ整体院
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