26年03月21日
母乳中は太らない?授乳期にお腹がすく理由と食べすぎの考え方
母乳中はなぜお腹がすくの?
出産後、授乳をしているママからよく聞くのが
「とにかくお腹がすく」
「食べても食べてもお腹がすく」
という声です。
実はこれは、特別なことではありません。
母乳を作るためには、体の中でエネルギーが必要になります。
厚生労働省の食事摂取基準では、授乳期の女性は通常より約350kcal多くエネルギーが必要とされています。
- 菓子パン1個
- おにぎり2個弱
- ご飯お茶碗1杯半
つまり、授乳していると体は自然とエネルギーを消費するため、お腹がすきやすくなるのは自然な反応とも言えます。
「母乳だからこんなにお腹がすくのかな?」
と感じる方も多いですが、実際に体は母乳を作るためにしっかりエネルギーを使っています。
そのため、授乳期に食欲が増えること自体は珍しいことではありません。
母乳だから食べても太らないって本当?
よく
「母乳なら食べても太らない」
という話を聞くことがあります。
確かに、授乳中はエネルギー消費が増えるため、妊娠前より体重が戻りやすい方もいます。
しかし、これはどれだけ食べても太らないという意味ではありません。
授乳によるエネルギー消費はおよそ350kcalほどと言われています。
そのため、普段より少し多く食べても問題ないケースもありますが、それ以上に食べてしまえば当然エネルギーは余ってしまいます。
- 甘いものをたくさん食べる
- 間食が増える
- 食事量がかなり増える
つまり、
母乳だから絶対太らないわけではない
ということです。
授乳期は食欲が増えやすい時期ですが、食事の量だけでなく、内容も意識することが大切になります。
授乳中に甘いものが食べたくなる理由
産後のママからは
「甘いものがすごく食べたくなる」
「チョコやお菓子を食べたくなる」
という声もよく聞きます。
これにもいくつか理由があると考えられています。
まず一つは、授乳によるエネルギー消費です。
母乳を作るためには体の中でエネルギーが使われるため、体はエネルギーを補おうとします。
もう一つは、産後の生活の変化です。
- 授乳
- 抱っこ
- 赤ちゃんのお世話
こうした変化が続くと、体はエネルギーを求めやすくなり、甘いものや炭水化物を欲しやすくなることがあります。
これは意思の問題というよりも、体の仕組みとして起こりやすいこととも言われています。
そのため、
「甘いものを食べたくなるのは自分の意思が弱いから」
と考える必要はありません。
まずは体がエネルギーを必要としている状態だということを知っておくことも大切です。
授乳期の食事はどのくらいが目安?
授乳期はエネルギーが必要になる時期ですが、だからといって「いくら食べてもいい」というわけではありません。
先ほども触れましたが、授乳によって増えるエネルギー量はおよそ350kcal程度です。
- 菓子パン1個
- おにぎり2個弱
つまり、普段の食事に少しプラスするくらいで十分な場合もあります。
また、授乳期は食事量だけでなく、食事の内容も大切です。
- たんぱく質
- 鉄分
- カルシウム
- 水分
一方で、
- 甘いお菓子
- 菓子パン
- 砂糖の多い間食
授乳期は食欲が増えやすい時期だからこそ、食事の内容を少し意識することが大切かもしれません。
産後の体のバランスと食欲の関係
産後は、体の使い方が大きく変わる時期でもあります。
赤ちゃんを抱っこする時間が増えたり、授乳の姿勢が続いたりと、体には今までとは違った負担がかかります。
そのため、
- 疲れやすい
- 体がだるい
- 肩や腰がつらい
こうした状態が続くと、体はストレスを感じやすくなり、食欲にも影響が出ることがあります。
- 甘いものが欲しくなる
- 間食が増える
- 食事のリズムが崩れる
産後は赤ちゃん中心の生活になるため、自分の体のケアはどうしても後回しになりがちです。
ですが、体のバランスが整ってくると、体の負担が軽くなり、生活のリズムも少しずつ落ち着いてくる方もいます。
食事や体のことについても、無理のない範囲で自分の体と向き合っていくことが大切かもしれません。
まとめ
母乳中にお腹がすきやすいのは、授乳によって体がエネルギーを使っているためです。
ただし、母乳だからといって何をどれだけ食べても太らない、というわけではありません。
授乳期は食欲が増えやすい時期ですが、食事量だけでなく、食事の内容や体の負担にも目を向けてみることが大切です。
産後の体は想像以上にがんばっています。
無理に我慢しすぎるのではなく、体の状態を見ながら整えていくことが、気持ちにも余裕をつくるきっかけになることがあります。
※この記事は内容を見直し、情報を更新しています。

